===>Yahooエキスパートのコメント三牧聖子:同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授
解説 「戦争はすぐ終わる」と戦争長期化を否定した大統領だが、記者が「へグセス国防長官は始まりにすぎないと言っています。どちらが本当ですか」と問うと「両方かもしれない」と回答した。現時点で1300人超の犠牲が生まれ、米兵の犠牲も出ており、ホルムズ海峡の実質的な封鎖により世界経済にも多大な影響が出ている現状にあって、多くの人々が戦闘終結を待ち望み、トランプ大統領の言動に注目しているが、これはとても誠実な応答とはいえない。
先日トランプ大統領は亡くなった6名の米兵の遺体を空港で出迎える際に「USA」の文字が入った白い野球帽を着用したまま出席し、批判を浴びた。軍の最高司令官として最も責任がある立場でありながら、今回の戦闘で多くの犠牲と破壊が生まれていることの重大性をどれだけ理解しているのか、米国での懸念や批判も高まっている。
===>Yahooエキスパートのコメント渡辺亮司:米州住友商事ワシントン事務所 調査部長
見解 イラン紛争の米経済や中間選挙への悪影響が懸念される中、市場動向や民意に敏感なトランプ大統領は戦争の早期終結の可能性を示唆する発言に踏み切ったとみられる。ここ数日で原油価格が急騰し、ガソリン価格上昇リスクが米メディアでは大きく報道。一昨日、トランプ氏はイラン攻撃で戦死した米兵の遺体をデラウェア州の空軍基地で遺族とともに出迎えた。
トランプ氏の記者会見での発言からも、早期に勝利宣言し、戦争終結へと舵を切りたい意向がにじむ。しかし問題はイスラエルの動向。イスラエルはイランの脅威が排除されるまで対イラン攻撃を継続したい考えであり、この点でトランプ政権との間に温度差がある。作家ガルシア・マルケスが「戦争は始めるよりもやめる方が難しい」と語ったとされ、オバマ大統領も1期目の中東演説でこの言葉に触れた。イラン紛争が中東域内全体へ拡大する中、早期解決への道筋は険しいとの観測もある。
===>Yahooエキスパートのコメント飯塚真紀子:在米ジャーナリスト
補足 トランプ氏はCBSテレビのインタビューでは、トランプ氏はイランとの戦争について、米国とイスラエルによる攻撃でイランの軍事力がほぼ破壊されたと述べ、「ほぼ完了したと思う」と述べました。
しかし、この数時間後、トランプ氏は、フロリダ州で行われた下院政策会議で、共和党議員たちに対し、戦争は未完であり、イランの指導部が完全に打倒されるまで、米国は戦いを止めることはないと述べたと報じられています。
また、9日、国防総省は、“X"に「我々は戦いを始めたばかりだ」と投稿しています。
イランとの戦争が「ほぼ完了」というトランプ氏の発言は、原油価格の急上昇による市場の動揺を抑える狙いがあるのでしょう。
国防総省とのメッセージと矛盾していますが、これは、トランプ政権がそれだけ出口戦略に苦慮していることの表れだと思われます。
===>Yahooエキスパートのコメント錦田愛子:慶應義塾大学法学部教授
解説 原油価格の予測以上の急騰に、戦争長期化がもたらし得るリスクに気付き、方針転換を検討しているのではないか。イラン攻撃自体が世論の支持を得られず、国内政治上の問題から目を反らすこともできなかった。あまつさえニューヨーク・タイムズに「イスラエルによって戦争に引き込まれた」と指摘され、主導権を実質的に奪われていると批判されたことは、大国アメリカの沽券に関わる。これ以上の物価上昇と、対外戦争に反対のMAGA 派の支持を失う前に、線引きをしたいのだろう。
だがイスラエルはいまだ激しい攻撃をイランから受けており、安全保障上の優勢を確立していない。戦闘継続への意欲は強いと思われる。どれだけ急に停戦がトランプ大統領により宣言されるかが注目される。
=>1位コメント「戦争はすぐ終わる」という言葉は過去にも何度も聞いた。ベトナム、イラク、アフガンも最初はそう言われていた。
大規模戦闘が終わっても、中東は代理勢力や報復が続く地域。簡単に終わるほど単純ではないと思う。
日本にとってはむしろホルムズ海峡と原油価格の方が現実的な問題。遠い戦争でも、家計や経済には確実に影響してくる。
=>2位コメント実際には反米強硬派の後継者が選出され、
トランプが要求する「無条件降伏」など受け入れない事が明らかになった。
戦闘の長期化は避けたいだろうから、一方的に「勝利宣言」をして、実態は中途半端なまま、トランプは手を引くつもりだろう。
専門家が指摘しているが、イスラエルのネタニヤフの戦争に巻き込まれた結果、元々低かった自身の支持率を更に低下させたと言える。
一方でイスラエルのネタニヤフは戦争支持派が国民の8割にのぼる状況で、今年行われる選挙で再選される可能性が高まっているらしい。
単独でイランを攻撃すれば国際社会からの非難が集中するだろうし、戦力的にも心許ない為、トランプを唆し、アメリカを巻き込んだ事で1番得をしているのは今のところネタニヤフの様である。
アメリカにとってイランが「差し迫った脅威」などではなく、自衛権の行使すら認められない国際法違反行為であり、トランプのやってる事は論外。
=>3位コメントトランプ氏の「戦闘はほぼ完了」という発言が大きく報道されていますが、ヘグセス国防長官は「まだ始まりに過ぎない」と真逆の発言をしています。
そして、ホルムズ海峡は事実上封鎖されたままです。また、出光興産はエチレン設備の停止を予告し、三菱ケミカルは減産を開始しています。
楽観的なシグナルが報道されると日経平均は上がりますが、構造的な問題は何も解消されないどころか、確実に進行しているのが現実です。
メディアが楽観シナリオを流し続けることで正常性バイアスが強化され、相場と現実の乖離が広がっていると感じます。
冷静に事実と構造を追いかける必要があると思います。
=>4位コメント
今回のイランへの攻撃に関する自身への批判をトーンダウンさせるためのポーズとしか思えません。
アメリカがイランを完全に掌握していればこの発言には説得力はある。しかし実際は完全に掌握しているわけではなく、イランが切れるカードはまだいくつでもあるでしょう。攻撃が長期化するかどうかはトランプの一存で決められるものではない。
トランプ政権はこの後、イランが手を出すまでイランを挑発するのでしょう。そしてイランが手を出したところで「あっちが手を出したから」という口実で再び攻撃を加える。そこまで見えると思いますけどね。
今回の攻撃が長期化した場合、世界経済はとんでもない打撃を受けることになるでしょう。
=>5位コメント
ベトナム戦争もイラク戦争も、「すぐに終わる」と言いながら10年~20年かかっています。
今回も、それくらいかかる可能性もあると思います。
そうなると、日本は石油が輸入できなくなり、大変なことになります。
ガソリン代が上がるだけではなく、あらゆる物価が高騰すると思います。
一刻も早く、事態が収まることを願っています。
【ヤフコメへのコメント】コメ数1410、1位コメの「共感した」数は2174。
「共感した」数が多い順に5つピックアップ。
当初の記事タイトルは「トランプ氏、反米路線継承を批判 イラン攻撃、長期化否定」。
「対イラン作戦「終結近い」 トランプ氏、時期明言せず」3/10(火) 7:31配信の共同通信の記事。
(尚、このニュースは
こちら:消えていれば削除されていますのでご了承ください。)