2022年09月30日
『【速報】プーチン大統領 ウクライナ4州併合を宣言 併合に関する条約にも調印』by「TBS NEWS DIG Powered by JNN」
===>Yahoo公式コメンテーターのコメント
岡部芳彦:神戸学院大学経済学部教授/ウクライナ研究会会長
以前、ロシア人の知人が「ロシアは歴史上、一度も他国を侵略したことがない」とSNSに書いていたのを見ました。意外にも、これを同じことをいうロシア人は、少なくとも僕の周りには結構います。プーチン大統領は演説の中で、西側諸国は中世以来の植民地政策、奴隷貿易、アヘン戦争などの例を引きながら、西側のダブルスタンダード、トリプルスタンダードの欺瞞を訴えました。原爆が2回日本で使われたことやベトナムで燃料気化爆弾が使われたことなども事例として、その事例として挙げました。ウクライナの穀物は第三世界に向かわず欧州にいったとも述べました。これ以上書きませんが、今回の演説は都合のいい事実を並べ立てた総花的な内容で非常に分かりにくかったです。そもそもですが、今回の「特別軍事作戦」は「ウクライナ東部2州の解放」が目的だったのではないでしょうか?「新植民地主義」とは占領地域を併合するロシアそのものではないでしょうか。
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佐藤丙午:拓殖大学国際学部教授/海外事情研究所副所長
プーチン大統領の演説で注目されるのは、併合そのものではなく、なぜ併合する必要があると考えるか、という点と、欧米諸国の圧力に対する歴史的意義、そして英米の植民地主義に対する批判、である。この現状認識は、ロシアの世界観を純粋に反映したものなのであろう。
演説で驚かされたのは、今回併合した地域を含め、ソ連解体による「ロシア民族」の分散した状況を嘆き、母なるロシアへの復帰の意義を強調したことである。プーチン大統領の考えるロシアは、主権国家としてのロシアではなく、民族主義的な地理・範囲を意味するのだろう。
さらに、西欧社会による植民地主義的侵略に対抗する必要を強調した点も注目される。ロシアは、自由のために戦っているという世界観も強調された。民族の自己決定権の尊重こそが、自由をもたらすということなのだろう。
プーチンが戦う理由をこのような形で定義すると、戦争の終結は極めて困難になる。
===>Yahoo公式コメンテーターのコメント
石川智久:日本総合研究所 上席主任研究員
国際法を無視する行為で当然許されるものではありません。一方で欧米のメディアでは、東側のロシアの隣国である日本の安全保障への関心が高まっています。日本としては欧米や国際社会と連携して、ウクライナの平和に貢献すると同時に、国際社会の関心を東アジアに向けさせて、日本の安全保障を守る必要があります。今年度の骨太の方針では、経済安保、食料安保、エネルギー安保という言葉が記載されていますが、国防だけでなく、総合的に安保を考えていく必要があります。
===>Yahoo公式コメンテーターのコメント
白鳥浩:法政大学大学院教授/現代政治分析
住民投票による「民主主義」が、軍事侵攻とその結果としての占領を正当化されるために用いられる。
そして、このロジックは2014年以降繰り返されている。そしてそれに対してそれを止める手立てを国際社会は持ち合わせてはいない。
これは「民主主義」に対する冒とくととらえても良いのではないだろうか。
他国に圧力をかけられながらの、住民投票は、民意の反映とは見なされないだろう。そうした軍事的な進行を認めることは、民主主義の精神自体を損なう危険性がある。
これは、核戦争の危険性に対する脅迫とともに、今後の国際政治の先例となってしまう可能性がある。
=>1位コメント
何でもあり、の時代になってきたということなのでしょう。もしも侵略のための核使用を前提とした力による秩序破壊のやり方がまかり通るようでは、今後は更にエスカレートした従来の常識では想像できない勝手解釈による異常事態が次々と起こり得る可能性が高まるのでしょうね。
非核保有国や集団的自衛権を行使できない国は、核保有国でプーチンのようなやり方をする国家が相手だと、相手の考え方次第で一方的に譲歩し続けるしかなくなる事態に陥ってしまうのだろうと思えます。
日本も防衛のあり方を従来の考え方の延長線上ではなく、もっと根本から見直す必要が出てきたのかもしれません。
=>2位コメント
やってはいけない事をした。そんな感じ。
もう戻れない。ロシアは現状の状況をウクライナから攻め込まれていると定義を変えるだろうし、そうなると扱う兵力も変わってくる。
今のロシア、プーチンはもはや異常と言ってもいいだろう。
核兵器使用の可能性が一気に高まり、泥沼の潰し合いになると思う。
ロシアが核を利用した場合何をなすべきかを先に示す必要がある。
可能な限り厳しい「攻撃」を用意し、実行する準備を整えたことをロシア、国際社会に示すことで、破滅が起きることの怖さを全世界に身に沁みさせないといけない。ロシアの側に立つ国の考えを改めさせないと、抑止力にはならないと思う。
=>3位コメント
ロシアにとっては予定通りの併合宣言なのだから、それに関して国際的には認められていないと言う事でも実効支配と宣言によって表向きだけでも特別軍事作戦とやらの成果として示したいということでしょう。
大事なのは今この地域の奪還の反撃を行っているウクライナに対してどのようにロシアが対応するかでしょう?
国際的にも認められていない今回の併合とウクライナに対しての対応次第では世界大戦に発展する可能性も少なからずあるのでは無いでしょうか?
=>4位コメント
今まで侵略だと言われたが、これからは国土防衛だと言えると勘違いしてるのでしょう。
しかしそれは実際、北方領土のように机上の交渉では解決できない前例があるので、今後は武力による解決しかない思い当たらない。
まだウクライナ全土を侵略されていないので、ロシア支配地域を緩衝地帯と捉えて、防衛線を死守するように再配置しないといけない。
北方領土の奪還を目指す日本も西側諸国と協調して支援したほうが良いと思う。
=>5位コメント
ロシアがこのタイミングで国民投票、併合に出たと言うことは、ロシアは本当に追い詰められているという事でしょう。これ以上長引くとウクライナに4州を奪還されるかもという危機感からその前に併合まで推し進めて、これ以上のウクライナの反撃はロシアに対する侵略としたかったのでしょう。
国際的には認められない併合ですが、ロシアからすればウクライナの侵略として強力な反撃をする口実にするかも知れない。
ロシア、ウクライナ(西側諸国)ともどういう形での停戦、休戦を考えているのだろう。
=>6位コメント
これははっきりゆってプーチンの茶番劇でしかない。ロシアとして領土を広めて、ウクライナ侵攻の戦果をあげたことにしておかんと、先ずウクライナ侵攻の大義も無くなり、ロシア国民からも更なる信頼を失う事になるんやろ。
所詮はロシア単独のイベントやから、編入された4州をウクライナが奪還するために反抗を継続しても、ロシアは核をちらつかせて終わりやと思う。核をちらつかせて、ウクライナの動きを止めたいだけなんやろうけども、恐らくゼレンスキー氏には通用せんやろ。
引き続き、西側諸国、米より手厚い軍事支援を受けてロシアを一刻も早く鎮めてもらいたい。
=>7位コメント
予想の範囲内の行動なので、熱くなるべきではないでしょう。この宣言で西側もウクライナも立ち位置が変わる訳はないのですから。
東部戦線の戦局は転換点を迎えていて、新規に動員した兵力が有効に機能しなかった場合、ウクライナが、宣言した4州を奪回する道が開かれます。
そこで、戦術核をロシアが使用するかどうか、してもしなくても、終わりの始まりとなるでしょう。
ウクライナとしては、ロシア軍を人質にする形で、使用を妨害する、何ならロシア現地軍を買収するのもありでしょう。
もし、ウクライナ内で使用されたら、国内で政権交代を本格的に促せばよい。
=>8位コメント
ロシアもプーチンも、これでおしまいです。
絶対にしてはいけないことをしました。
国際社会、特に西側諸国はロシアとプーチンを野放しに出来なくなりました。
ロシアに一定の理解を示していた中国とインドでさえ、距離を置かざるを得なくなりました。
アメリカはウクライナに対する追加支援を決定しましたが、来年の春以降の本格的な奪還に向けて、さらに綿密かつ大規模な支援が検討されるでしょう。
ロシア国内の不安定拡大も選択肢の一つです。
=>9位コメント
国連を始めとする国際社会は、ウクライナに何が出来たのでしょうか。
開戦を未然に防げていれば、この併合は無かったのでは無いかとも思います。
国際連合という仕組みの限界が来ているのだと思います。国連は、その機能を大きく変えなくてはなりません。常任理事国の拒否権が強すぎます。
国際社会はどこで間違ったんだろうと思います。開戦を防げていれば、この併合は無かった。世界はこれを見守るだけで良いのでしょうか?国際社会は無謀に突き進んだロシアの前に屈服させられたことになります。
戦争によって他国の国土を占領し、最終的に自己の領土とする。それは侵略であり許されないと思います。
戦禍で平和に過ごしていた住民が多数犠牲となり、多大なる苦痛が地域にもたらされました。そのうえ、国土を併合されてしまったのです。
今回の悲劇を国際社会が受け止めて、国際連合の改革が進むように願わずにはいられません。
=>10位コメント
第二次世界大戦開戦前の日独伊は、今のロシアと似た状況だったのではないか、と感じました。
三国は軍事力やそれを背景にした高圧的な交渉で領土を拡大しました。
拡大理由は安全保障と失われた領土の回復でした。
他国からは非難されましたが、自国民からの支持は高まりました。
日独伊とロシアの違いは、核を持っている事と、国民が国家以外からの情報を得る方法があるので、情勢の先行きが見通しづらい。
しかし国土が拡大することで国民の意識が高揚し、愛国心も高まるのでしょう。だからこそプーチンは併合を急いだのかもしれません。
ロシアは経済力は二流ですが、資源と軍事力は一流。もし軍事力まで二流になってしまえば、周辺国への影響力が落ち、局地的ではあるが覇権を失ってしまう。
そのためロシアとしては敗北を受け入れる訳にはいかず、戦線に部隊を投入し続けるしかありません。
【ヤフコメへのコメント】
コメ数2129、1位コメの「そう思う」数は1959、次いで6位コメ1838。
8位コメは新規投稿。
10位コメ(62:93)は「そう思わない」数の方が多い。
「【速報】プーチン大統領 ウクライナ4州併合を宣言 併合に関する条約にも調印」9/30(金) 21:20配信のTBS NEWS DIG Powered by JNNの記事。
(尚、このニュースはこちら:消えていれば削除されていますのでご了承ください。)