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2024年03月04日

『「光る君へ」サブタイトルの哀しい意味に衝撃』by「シネマトゥデイ」

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第9回「遠くの国」より直秀(毎熊克哉)ら散楽の一員たちが連れて行かれたのは…… - (C)NHK(シネマトゥデイ)

=>1位コメント
毎熊克哉さんの直秀は、ここまでの話の中での露出度の高さから、道長の右腕となり物語の終盤まで活躍すると勝手に想像していたのだが、あっけない残酷な最期は衝撃だった。この脚本は本当に読めない。道長は前半はいい人、後半は貴族の頂点に君臨するのだから、小栗義時と同じように暗黒の側面が出てくるのだろうか。

=>2位コメント
土が握られていた直秀の手がたまらなかった。
傷だらけの屍。
直秀ならば、仲間のために、最期まで抵抗したかもしれない。
この仕打ちは、三郎が命じたものではないと、分かっていただろうか。
三郎が連れて逃げたまひろを見て、何を思っただろう。
最期に浮かんだのは、京の辻のにぎわいか、まひろの笑顔か、海の見える国の思い出か。
悔しい、悲しい、愛しい・・・直秀の心のすべてが、最期の一握の土にこめられていた。

土を握る演出は、毎熊さんから出したアイデアなのだとか。
毎熊さんが、「台本を演じた」のではなく、「直秀として生きた」からこそ浮かんだのだと思う。
毎熊克哉さん、ことしは大ブレイク必至だし、長く渋く活躍を期待しています。

=>3位コメント
大石静さんは、いい意味で視聴者を甘やかさない人であり、視聴者を信じている人だなと思いました。
軽やかに見せつつ、残酷さからは逃げない。
そしてヒントは与えるけど一から十まで説明しない。
数週前の和歌も、分かりやすく現代の言葉に訳さないのが良くて、「分かには人は分かる、分からない人はググれば分かる」って感じで、丁寧すぎない所がより人の心を惹きつける作品にしているのではと思います。
この人は今こう思っていて、だからこういう結果になりました、ではない。
こうだったかもしれないという余白があるから、想像力を掻き立てられる。
「不適切にもほどがある」のクドカンもそうだけど、真に力のある脚本家は、時代の空気を読みつつも時代に迎合しすぎず、己を貫いて素晴らしい作品を生み出してくれるんだなと改めて感心してしまう今日この頃です。

=>4位コメント
道長が心底悔やむ場面。
名もなき検非違使の人達は、盗賊達に貴族の犬呼ばわりされたのが伏線で、せっかく捉えた盗賊に金でモノ言わせた道長に怒りを覚えて、異種返しで殺したのだと思う。
まひろにも、殺された盗賊達も、何故殺されたのか分からなくて、ただ道長だけが己の甘さを悔いる、それも説明なしだから、視聴者も藪の中に置かれたような心持ちで終わる。

とてもセンスのある脚本。

=>5位コメント
毎熊克哉さん演じる直秀を毎週観るのが楽しみだったので、ショックで打ちひしがれています。
来週から寂し過ぎる。

「遠くの国」って、紫式部の越前行きが正式に決まるという意味かと、勝手に思っていたアホな自分。。そっちなのかと。。

私はこの大河で毎熊克哉さんを初めて知ったのですが、素晴らしい演技と存在感で本当に魅了されました。
これからの活躍を期待します。
いつか、大河の主役をはって欲しいと願っています。

【ヤフコメへのコメント】
コメ数27、1位コメの「共感した」数は460。
「共感した」数が多い順に5つピックアップ。

「「光る君へ」サブタイトルの哀しい意味に衝撃」3/3(日) 21:39配信のシネマトゥデイの記事。
(尚、このニュースはこちら:消えていれば削除されていますのでご了承ください。)
posted by ber at 13:41| 【 大河ドラマ 光る君へ】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする