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2025年01月15日

『ウクライナがロシアに“最大規模”ドローン攻撃 国境から1000キロ以上の内陸にも』by「テレビ朝日系(ANN)」

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"ウクライナがロシアに“最大規模”ドローン攻撃 国境から1000キロ以上の内陸にも"(All Nippon NewsNetwork(ANN))

===>Yahooエキスパートのコメント
佐々木正明:大和大学社会学部教授/ジャーナリスト

解説 ウクライナ側が今回、標的にした攻撃地点を見ると、ロシア軍の空爆を防ぐ狙いがあったことがうかがえる。
その1つ、サラトフ州のエンゲルスには、ウクライナ領土へのミサイル攻撃のための戦略航空機を発進させている飛行場がある。
この戦略航空機に燃料を補給している石油貯蔵庫が損害を受けたようだ。
ウクライナ軍は今月8日にも、この地への攻撃を行っている。
年末年始にかけて、ウクライナ各地ではロシア軍による都市空爆を受け、被害が相次いでいた。
一方で、ドローン攻撃には武器製造の基盤となっている化学工場や石油施設も行われ、ロシア各地に及んでいるのも特徴だ。
さらに、ウ軍によるドローン攻撃は15日未明にも続き、2夜連続で行われているようだ。
タンボフ州の村では、蒸留所が標的になった。これまでも蒸留施設が攻撃にあっており、これはミサイルを作る際に用いる工業用アルコールを断つ狙いがあると思われている。

===>Yahooエキスパートのコメント
服部倫卓:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授

解説 ロシア・ウクライナ戦争は、地上では「数」にものをいわせてロシア側が押し、ウクライナ側は飛び道具と奇襲で対抗するという構図がはっきりしてきている。
ウクライナ側のドローン攻撃は、限定的な規模では戦局を転換することは難しいが、今回のような大規模攻撃で、ロシア内陸部も含めた燃料供給体制に打撃を与えられれば、ロシアの侵攻を一定程度鈍らせる効果はあるだろう。
昨年暮れにベロウソフ・ロシア国防相が演説した際には、防空システムの能力を向上させ、重要施設と、特に重要な居住地を守ることを、重要課題の一つとして挙げ、「この分野にはまだ多くの未解決の問題もある」と認めていた。

=>1位コメント
ドローンによる攻撃とは相手国の拠点を潰す目的というよりかは、心理的負荷をかけるという目的での効果は大きいでしょう
弾頭の小さな小型中型自爆ドローンでは防衛拠点やインフラに対しては損傷を与える程度で、完全なる無力化は出来ません。目標を無力化する目的では弾頭は最低限500ポンド爆弾以上の威力は必要でしょうし、その主力は今尚巡航ミサイルや誘導爆弾が担っています

しかしながら防衛する側としては最高レベルの警戒を維持せねばならず、ドローンによる飽和攻撃が実施されたなら多量の防空兵器を消費せねばなりません
ドローンによる相手国への飽和攻撃を各地で同時多発的に行う事により多数の目標拠点を損傷出来れば充分で、相手国の市民に対する恐怖心や厭戦気分を拡げる、といった心理戦的効果に力点を置いていると思います

=>2位コメント
ロシアの黒海艦隊は水上ドローンやミサイルによって、3割以上の主力艦艇が失われる大きな打撃をうけ、拠点の変更を余儀なくされている。
また弾薬庫や石油関連施設でも大規模なドローン攻撃に成功し、ロシアのコストは小さいものではないだろう。

ロシアにとって石油収入は戦費に欠かせない必要なもの。更なるドローン攻撃の戦果を期待します。
欧米は、クルスクとハルキウに限定している供与武器の使用制限を解除すべきである。

=>3位コメント
NHKの世界のトップニュースで宇国戦争が始まった、ブチャの現在の状況が中継されていた。結構、街なみは復興していた。トランプ大統領の仲介は不調に終わると思う。 ウクライナはEUから支援を受けて、ロシアが侵攻破綻するまで、ロシア国内の石油貯蔵施設や兵站施設をドローンで攻撃し続けるだろう。東部のポクロウシクの死守するためのウクライナの健闘を祈る。

=>4位コメント
大きな声では言えないが、米国はベトナムに勝てなかった。約10年間戦うが結果は勝てなかった。ウクライナはロシアを相手に大健闘していると思う。プーチンはウクライナ全土を占領したいだろうが、できないと予想する。つい先日欧州へ供給するガスを止めた。更に石油基地を攻撃しているからいずれロシアは戦費が枯渇する可能性が出てきた。ボクシングに例えるとウクライナはTKOを狙っていると思う。

=>5位コメント
この戦争をみてると、高価なミサイルよりも安いドローンを多数飛ばした方が被害自体は小さくても敵国国民に与える心理的ダメージが高く効果的なのかもね。

数発のミサイルなら迎撃ミサイルで撃ち落とせても、何百ものドローンが飛んできたらすべてを撃ち落とすことは無理だろう。

【ヤフコメへのコメント】
コメ数471、1位コメの「共感した」数は1874。
「共感した」数が多い順に5つピックアップ。

「ウクライナがロシアに“最大規模”ドローン攻撃 国境から1000キロ以上の内陸にも」1/14(火) 22:41配信のテレビ朝日系(ANN)の記事。
(尚、このニュースはこちら:消えていれば削除されていますのでご了承ください。)
posted by ber at 05:35| 【ロシア・ウクライナ侵攻】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ロシア外相、日本の「対話再開」姿勢に苦言 文化フェスは評価』by「時事通信」

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14日、モスクワで年頭記者会見を行うロシアのラブロフ外相(AFP時事)

===>Yahooエキスパートのコメント
畔蒜泰助:笹川平和財団主任研究員

解説 ウクライナ戦争勃発を受け、我が国は他のG7諸国と同様の経済制裁をロシアに科しているが、文化・学術分野での人的交流は継続している。その最大の理由は我が国には隣国・ロシアとの関係性を完全に断ち切るという選択肢はないからである。日本政府による平和条約締結交渉の再開要請も近い将来、領土問題の解決を伴う平和条約の締結を目指すという政治的な理由ではなく、平和条約締結交渉がストップしていることで、旧島民がビザなしで墓参を行うという枠組みも停止しており、旧島民の大半が80歳を超える中で、一日も早くこの枠組みでの墓参再開にこぎ着けたいという人道的な理由からに他ならない。もちろん、ロシア側としてはこの人道問題を政治問題にリンクさせた揺さぶりを我が国に仕掛けてくるであろう。このラブロフ発言もその一環である。

===>Yahooエキスパートのコメント
岡部芳彦:神戸学院大学経済学部教授/ウクライナ研究会会長

解説 この会見の文字起こしを確認するとラブロフの口からは「日本」という言葉は12回登場します。彼の冒頭発言では2回、ナチスと「日本の軍国主義」の敗北、日本の軍国主義からのアジアの解放という文脈です。残りは質疑で言及します。映像を見ると、記事のロシア文化フェスティバルの発言は、以下の産経新聞のユリー・セルゲイヴィッチ・キリエンコ記者の質問に対する答えです。「外相のお考えでは、日米同盟を強化したいというドナルド・トランプ大統領の願望を考慮すると、大統領就任後、日露関係はさらに悪化する可能性があると思いますか?これはロシアを憂慮させるでしょうか?彼の大統領就任下で日露関係のどの分野が悪化する可能性があるか?」という質問に対する答えです。なお、ザハロワ報道官がベトナムの記者のあとに、産経の記者を指名し、ラブロフが「(見た目が)日本人ぽくないな」と呟いたのがマイクで拾われており、面白かったです。

===>Yahooエキスパートのコメント
服部倫卓:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授

見解 現時点で、ロシアの外交当局が、日本との関係改善、日本による対ロシア経済の緩和を、本気で目指しているとは考えにくい。ロシア外務省の伝統にならい、本音というよりは、公式見解を述べたものであろう。
ただし、ロシアは以前から、欧米とは異なり日本は、それほど原則主義的な国ではなく、経済的利益を重視する国だと見る傾向があった。「我が国には領土という切り札があるので、それを使って日本を揺さぶってみるのも悪くない」という発想は、ロシアの外交当局にはあるだろう。こちらこそ「苦言」を呈したくなるが。

=>1位コメント
ロシアのラブロフ外相はウクライナ侵攻が続く中での対日関係に触れた。日本政府はプーチンか らずっと舐められっぱなしで安倍元首相の頃から北方領土は返す気ゼロなのに「8項目の経済協力」など日本側の経済協力の総額は約3000億円規模以上 (民間も含め)もの額を血税から支出している。岸田前首相は強く抗議しなければならなかっのに「遺憾砲」のみで何も出来なかった。石破首相にはロシアに対して堂々と毅然とした態度で 国益を守る外交交渉をして欲しい。

=>2位コメント
ロシア、中国、北朝鮮。さらにアメリカまで最近は力で他国を恫喝する野蛮な国になってしまった。この中で日本は今後どう生きて行くかです。日本も昔のように野蛮にならなければこの後生きていけないのか。それだったら中世時代に逆戻りなのです。
歴史は繰り返すのか。昔、中学の社会科のおじいちゃん先生に、なぜ歴史を学ぶ必要があるのか?と生徒達に問いたことがありました。答えは、二度と昔の過ちを犯さないようにするためなのだ、と力説していたのを今でもそれだけははっきり覚えており、その同時、とても得心したものでした。
第三次世界大戦が起きないことを祈ります。

=>3位コメント
ロシア料理は好きだし、ロシアの音楽、例えばチャイコフスキーも聞くけど、プーチンとラブロフは嫌いだ。

あ、ボルシチはウクライナ料理だし、チャイコフスキーの先祖はウクライナだしチャイコフスキーもウクライナによく行ってたね。交響曲2番小ロシアはウクライナの音楽がモチーフだし。


ごめん、訂正、ウクライナ料理は好きだし、ウクライナ音楽は好きだ。

=>4位コメント
ロシアは何を考えているのかさっぱり分からない。交流を匂わせる一方、日本と韓国に対してミサイルを打つ計画も立てていた。ロシアは欧米との分断を狙っているのだろう。北方領土を餌にして経済協力を引き出すのが狙い。しかし北方領土を返す気なんてサラサラ無い。一方で日米同盟も何処までアメリカが守ってくれるか分からない。日本の為にアメリカの兵士が本当に血を流すのか?ウクライナのアメリカの対応を見てると疑問に感じる。日本も戦後80年。アメリカ任せでなく自国を守る事を真剣に検討する時期に来てると思う。

=>5位コメント
この報道が本当の出来事と仮定するならロシア外相の反応はニュースにする程もないようなごく一般的な反応なように思います。
ロシアへの制裁をし、ウクライナに支援し、西側の武器を支援している日本が「対話再開」の申し出をする。
どちらの肩を持つことはしたくありませんが,ポケットにナイフを忍ばせている人と握手するように感じたとしても無理のないことと感じますね。

【ヤフコメへのコメント】
コメ数959、1位コメの「共感した」数は4459。
「共感した」数が多い順に5つピックアップ。

「ロシア外相、日本の「対話再開」姿勢に苦言 文化フェスは評価」1/14(火) 22:02配信の時事通信の記事。
(尚、このニュースはこちら:消えていれば削除されていますのでご了承ください。)
posted by ber at 05:30| 【ロシア・ウクライナ侵攻】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月14日

『北朝鮮兵、身元特定させず 20人自殺、顔に爆弾』by「共同通信」

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ウクライナのゼレンスキー大統領がXに投稿した、捕虜となった北朝鮮兵士とみられる男性(画像の一部を加工しています)(KYODONEWS)

===>Yahooエキスパートのコメント
辺真一:ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

見解 北朝鮮では軍人に限らず、工作員もまた首領様のため、祖国のため、家族のため自らの命を捧げるよう子供の頃から洗脳されています。特に軍人は昔も今も捕虜になるよりも自決せよと教育されています。従って、自害、自爆、服毒はいざとなった時の常套手段です。但し、容貌から身元を特定させないため顔を焼いてしまうというのは理解不能です。ウクライナ軍とクルスク州で交戦しているのはロシア軍と北朝鮮兵しかおりません。容貌で確認できなくてもロシア兵に比べて小柄ですので直ぐにわかるのではないでしょうか。そもそもウクライナ軍当局に北朝鮮兵士の容貌からの身元特定が可能なのでしょうか。邪推かもしれませんが、北朝鮮兵士が1万人以上もクルスクに派遣されているのにこれまで北朝鮮兵士を生け捕りができなかったことへの言い訳のように聞こえてなりません。

=>1位コメント
自決の文化は日本兵にもあったが、意味はまったく違う。縁もゆかりもないスラム人同士の争いに巻き込まれた北朝鮮兵には命をかける理由はない。ただ、家族を食わせたいだけだ。侵略国に加担している立場ではあるが、私は北朝鮮兵を哀れに思う。悪いのは常にそのトップだ。

=>2位コメント
こういうのを見ると我々日本も大戦時は末期だったんですね…
洗脳国家としての最高値が当時の日本軍だったのかもしれません。
皮肉にも現代の独裁者にそのノウハウが伝わってしまった…
悲しい事ですが当時の日本と違って今の北朝鮮の置かれた立場はもっと冷酷です。
何故なら国存続より一族の存続が優先されているからです。
国家存続の大義も無く、至福を肥やす一族の為の所謂生贄ですよ…
北朝鮮の市民が自発的に決起を起こす事を望みます。

=>3位コメント
「天皇陛下バンザーイ!!」って言って自決した日本兵みたいだな。
でも違う所は天皇陛下は日本軍総司令部のプロバカンダに利用されてたとも解釈できるのに対し北朝鮮軍は私利私欲に走る金正恩に無慈悲に無関係な戦争だったのにロシアへの手土産の様に片道切符で送り込まれたって事だろうなあ。
1万人も送り込まれれば必ず生き残る人もいる。
なんとか生きて生きて行き抜いてこの恨みを晴らすべく金政権を打倒する勢力になって欲しいところ。

=>4位コメント
自殺の命令はあったのだろうけど、洗脳よりも、捕虜や判別可能な遺体として発見された場合「家族へ危害が及ぶ」という脅しがあったのでは?
脱北に失敗した場合と同じような連帯責任で、自由を奪っているのだと思う。

=>5位コメント
哀れな名も無き北朝鮮兵士は、死の間際に何を想うのだろうか。
正恩将軍万歳! なんてのは本心ではないと自分は思いたい。
20代の兵士なら、恋人の名前であり、父母への想いじゃないのか?
どこかで聞いた事がある、自分に罪があるとしたら、それはこの国に生まれた事だと。
どうか来世では、民主主義の平和な国に生まれてください。

【ヤフコメへのコメント】
コメ数1476、1位コメの「共感した」数は10000。
「共感した」数が多い順に5つピックアップ。

「北朝鮮兵、身元特定させず 20人自殺、顔に爆弾」1/14(火) 16:39配信の共同通信の記事。
(尚、このニュースはこちら:消えていれば削除されていますのでご了承ください。)
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posted by ber at 05:35| 【ロシア・ウクライナ侵攻】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『野原に一列に横たわる10余体の北朝鮮軍戦死者の遺体…ウクライナ軍、ドローン映像を公開』by「中央日報日本語版」

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ロシアのクルスクでウクライナ軍の攻撃を受ける北朝鮮軍と推定される兵士。[ウクライナ軍公開映像物 キャプチャー](中央日報日本語版)

===>Yahooエキスパートのコメント
高英起:デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト

見解 こうして公開された映像や写真は、一定の時間がかかるとしても、まず間違いなく密かに北朝鮮国内に持ち込まれ、国民の目に触れることになる。彼らが受ける衝撃、悲しさ、怒りは、我々の非ではないはずだ。恐怖政治で国民を抑えつけ、本物の「世論」に触れてこなかった金正恩らは、ロシア派兵により体制維持にどのようなリスクが発生するかについて無頓着だったかもしれない。しかし今後、様々な形で、兵士らを無駄死にさせたしっぺ返しを受けるだろう。

まず考えられるのは、兵力確保の難航だ。北朝鮮でも少子化が進んでおり、親たちは軍幹部にワイロを積むなどして、子どもの兵役を免除させている。今後、その傾向に拍車がかかるのは間違いない。

=>1位コメント
ロシア人が北朝鮮人と仲良く戦争など出来る訳がない。彼らは激しく差別意識を持っている。一度でもロシアに行った事のある人なら見た事があるだろうが、北朝鮮人の出稼ぎ労働者が建設現場などに沢山いるのだ。彼らはロシア人がやらない危険でキツい作業を低賃金で担っている。一目でわかる人民服に低い身長、当然差別対象になり問答無用で街中で襲われたりしている。日本人も地味な服装で身長が低いと間違われて襲われる事もある。
そんな扱いだから当然、ロシア軍からは弾除けなどに使われて激しく損耗している事だろう。
捕虜になった北朝鮮人は「訓練だと聞かされて連れてこられた」と証言しているそうだ。
これが独裁国家の国民への仕打ちだ。

=>2位コメント
ロシアと北朝鮮の独裁者の保身のために国民の命を軽視犠牲にしている証左が、この一列に横たわる遺体の映像に表れていると思う。
訓練として連れてこられ、実質祖国から裏切られているのに祖国の独裁者のために命をかけ戦わされている、北朝鮮兵が不憫でならない。
ロシアの違法な侵略においても、それに加担する北朝鮮においても、何一つ道理はありません。

=>3位コメント
これだけ戦死者を出して、北朝鮮内の残存兵がどれだけいるのか分からないけど、これほど兵を減らして北朝鮮自体の兵力が激減することをキムがどのように考えてるんだろ。兵士の能力としても現代戦に通用しないことを世界に知らしめてしまったし。
キムだけがロシアから金をもらったところで、尊い人命は戻ってこないし、あんなロケット花火がいくつもあったところで国が豊かにならないこともハッキリしてるのに。

【ヤフコメへのコメント】
コメ数141、1位コメの「共感した」数は832。
「共感した」数が多い順に3つピックアップ。

「野原に一列に横たわる10余体の北朝鮮軍戦死者の遺体…ウクライナ軍、ドローン映像を公開」1/14(火) 15:23配信の中央日報日本語版の記事。
(尚、このニュースはこちら:消えていれば削除されていますのでご了承ください。)
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posted by ber at 05:30| 【ロシア・ウクライナ侵攻】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『「金正恩将軍!」と叫び自爆図る ロシア派遣の北朝鮮兵 韓国説明』by「毎日新聞」

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北朝鮮軍特殊部隊の基地を視察する金正恩朝鮮労働党総書記=2024年10月2日、朝鮮中央通信・朝鮮通信(毎日新聞)

===>Yahooエキスパートのコメント
辺真一:ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

見解 北朝鮮の自決、自爆は今に始まったことではありません。1987年の大韓航空機爆発事件、1996年の潜水艦ゲリラ浸透事件、2001年の奄美大島不審船事件の下手人らは全員生捕りされないよう自決を命じられ、またそのように洗脳されていました。今も、昔も北朝鮮の戦争映画の定番になっています。

===>Yahooエキスパートのコメント
石丸次郎:アジアプレス大阪事務所代表

見解 ウクライナ当局によれば、露・北朝鮮軍は、兵士が「生け捕り」にされる恐れがある場合、負傷兵の現場での自決、射殺を命じているという。事実なら帝国日本陸軍の戦陣訓「生きて虜囚の辱めを受けず」そのものだ。二人の北朝鮮の若者は、捕虜になったことで、既に帰国後の処罰を危惧しているのではないか。

兵士が投降する権利は、当然認めなければならない。金正恩政権とロシアが、北朝鮮の若者の命を鴻毛のごとく軽く扱うことは許されない。

捕虜となった兵士の聴取映像の公開は慎重にすべきだ。もし金正恩氏の権威を傷つける言葉を捕虜本人が発した映像が流れると、帰国後に処罰を受けたり、北朝鮮に残る家族に累が及ぶ危険性がある。

二人の北朝鮮の若者の処遇については、意思を無視して捕虜交換に出したり、韓国に送ったりすべきでない。親元に帰りたければ帰すべきだが、まず金正恩氏がロシアへの派兵を認めることが必要だ。

=>1位コメント
精鋭の「暴風軍団」では無かったのか?
全滅覚悟で精鋭部隊を派遣するとは思ってなかったけど、やはり使い捨ての一般兵士だったのかな。
騙されて見ず知らずの異国で果てる運命なんて、可哀そうな気もする。
しかも捕虜にならず自爆・自決せよとは・・・
故郷で事実を吹聴されないように、全滅前提で送られてるのだろうな。
そしてロシアの戦法なら、確実に実行されるだろう。
命を捨てて襲って来る兵士と戦わねばならないウクライナも悲惨だ。
この救いの無い戦争、早く平和が戻らないものだろうか。
だが日本人も、この戦争から学ぶべき事があるのではないか。
ロシアも北朝鮮も、日本と国境を接しているのだから。

=>2位コメント
「捕虜にならず自爆や自決をするよう北朝鮮当局が命じた」
とすると、先日、ウクライナの捕虜になった北朝鮮兵士2人のうち1人は北朝鮮に帰りたいと言ったらしいですが帰国した後にどうなることか。
「訓練」と騙されて他国の戦争の最前線に出されたあげく、帰国後の仕打ちがそれでは、脱北してクーデターの打ち合わせをした方が良い。

=>3位コメント
こうしたニュースを見ると、戦争がどれだけ多くのものを奪うのかを考えさせられる。

捕虜になることも許されず、命だけでなく、人間としての尊厳まで失われるのは、とても心が痛む。

彼らにも家族や友人、大切な人がいたはずだけれど、そうしたつながりすら戦争によって断ち切られてしまうのだろう。

こんな悲劇が繰り返されないために、国際社会がもっと連携すべきだと思うけれど、国際連合はこうした問題に対して本当に機能しているのだろうか?

【ヤフコメへのコメント】
コメ数758、1位コメの「共感した」数は2423。
「共感した」数が多い順に3つピックアップ。

「「金正恩将軍!」と叫び自爆図る ロシア派遣の北朝鮮兵 韓国説明」1/13(月) 14:32配信の毎日新聞の記事。
(尚、このニュースはこちら:消えていれば削除されていますのでご了承ください。)
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『捕虜の北朝鮮兵、ロシア派遣は「訓練のためと思っていた」…実際は訓練1週間で実戦投入』by「読売新聞オンライン」

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===>Yahooエキスパートのコメント
山口亮:東京国際大学国際戦略研究所准教授

見解 この北朝鮮兵による証言が事実だとすると、かなり「ぶっつけ本番」に近い状態で戦闘に投入されたことになる。ロシア軍に派兵された北朝鮮兵は本国で相当の訓練を受けてきたが、北朝鮮は他国との合同軍事演習・訓練を行うことがほぼないため、一週間程度の訓練ではロシア軍との連携を高めることはできない。また、北朝鮮としては、ウクライナ戦争への派兵によって、ミクロ面での戦術的経験や教訓を得られても、ロシア軍の指揮下で動く一部として動いている以上、軍にとって重要である戦争下での指揮統制や運営面での経験とノウハウは限られる。結局、北朝鮮のロシア軍への派兵は、軍事技術や金銭の獲得を目的にした残忍な取り引きである。

=>1位コメント
ウクライナ戦争初期にロシア軍を脱走した捕虜も訓練と言われて参加していたと発言してましたからね。
ロシアにしろ北朝鮮にしろ事実を知らせずに強制的に戦争させられる兵士の存在が独裁者の支配する国の怖さを教えてくれる。
そのような国が侵略、軍事進攻して勝利すれば軍門に下った国はどうなるのかを考えるべきです。

=>2位コメント
既に3分の1の北朝鮮兵士が死亡した訳で、そして最前線の死傷率の高いところで、ロシア兵士の弾除けになっている事が明白だ。
確かにロシア契約兵士は突撃を繰り返すが、しかしこれでは北朝鮮兵士が最後の1人が死亡するまで繰り返すのだろうか。
北朝鮮兵士はこの現実に耐えられるのだろうか。
北朝鮮捕虜の発言では、食料も殆ど支給されず、後方からの援護も無くドローンを無視して徒歩で突撃することを命令されている。
そして負傷すれば、放置される。(実際には捕虜にならないように処刑される)
しかしこれは若い北朝鮮兵士にとっても正常な精神を保てることではないだろう。
多くの情報によれば、今やロシア軍やロシア人からは北朝鮮兵士が非常に嫌われていて、この先の両軍の協力関係も難しい。
果たして新たな北朝鮮兵の補充が有るのか、それとも最後の1人が死ぬまで突撃を繰り返すのか。
金正恩は何を考えているのだろうか。

=>3位コメント
万が一捕虜として捕えられた場合にどのように答えるかまで指導されている可能性も十分あります。訓練だと思っていたと答えることで騙された可哀想な末端の兵士という印象を与えることが可能です。

【ヤフコメへのコメント】
コメ数471、1位コメの「共感した」数は2522。
「共感した」数が多い順に3つピックアップ。

「捕虜の北朝鮮兵、ロシア派遣は「訓練のためと思っていた」…実際は訓練1週間で実戦投入」1/12(日) 23:00配信の読売新聞オンラインの記事。
(尚、このニュースはこちら:消えていれば削除されていますのでご了承ください。)
posted by ber at 05:15| 【ロシア・ウクライナ侵攻】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月12日

『北朝鮮兵捕虜、訓練行くと考えた ウクライナが聴取内容発表』by「共同通信」

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===>Yahooエキスパートのコメント
岡部芳彦:神戸学院大学経済学部教授/ウクライナ研究会会長

補足 SBU(ウクライナ保安庁)とゼレンスキー大統領のSNSなどでの発表以外は情報がないため詳細はわかりませんが、SBUが公表した映像でみるかぎり一人は顎を負傷しているため筆談で聴取に応じている様子です。また同庁によればウクライナ語・英語・ロシア語も話さないため、「韓国情報機関」つまり韓国国家情報院の要員が通訳の支援しているとの事です。この発表自体は韓国のウクライナへの協力の事例として非常に興味深いです。

===>Yahooエキスパートのコメント
佐々木正明:大和大学社会学部教授/ジャーナリスト

補足 ロシア軍は北朝鮮兵に偽の軍人身分証を持たせているようだ。
今回、クルスク州でウクライナ側の捕虜となった北朝鮮兵は、露中部トゥバ州に住む、1998年生まれのアントニン・アランチンという名前の軍人身分証を持っていた。
この軍人身分証には、出生地も記されているのだが、実際にこの人物がその町に住んでいるとの記録もある。林業の会社では働き、警備員もしていたなどとの情報もある。
興味深いのは、こうした記録はウ側が発表した資料に基づき、ロシアメディアが取材、発表していることだ。
トゥバ州はモンゴルと国境を接し、大陸系のアジア人のような風貌をしている。まあ、北朝鮮兵と似ているかもしれない。
ロシアでは、北朝鮮兵が前線で戦っていることの詳細はほとんど報じられていない。
北朝鮮兵の出自や各兵の個人的な特徴を隠すことは、作戦上、必要なのだろう。ウ側の捕虜になった北朝鮮兵を調べると、そうした背景も浮かんでくる

===>Yahooエキスパートのコメント
石丸次郎:アジアプレス大阪事務所代表

補足 とにかく、二人の若者が死なずに、捕虜になることで済んで幸いであった。満年齢でいえば、二人はおそらくまだ19歳と25歳だ。

ウクライナ当局によれば、露軍、北朝鮮軍は、負傷兵が「生け捕り」にされぬよう、負傷した場合に現場での自決、射殺を命じているという。事実なら、戦前の日本陸軍の戦陣訓「生きて虜囚の辱めを受けず」そのものだ。

ゼ大統領はメディアに2人の捕虜の取材を許すとしているが、「捕虜の人道的待遇」を定めたジュネーブ条約13条に違反する可能性がある。

もし金正恩政権の権威を傷つける言葉を捕虜本人が発した映像が流れると、捕虜交換等での帰国後に迫害・処罰を受ける危険性がある。北朝鮮に残る家族に累が及ぶかもしれない。ウ当局は動画取材に対して配慮が必要だ。

===>Yahooエキスパートのコメント
山口亮:東京国際大学国際戦略研究所准教授

見解 この北朝鮮兵による証言が事実だとすると、気になるのは、これが指導・司令部から命じられた「定型セリフ」なのか、それとも兵士たちが本当に海外で訓練しに行くと信じ込んでいたかである。後者の場合、兵士たちは相当戸惑っただろうし、また苦戦している理由がわかる。北朝鮮が行なっているのは朝鮮人民軍のウクライナ戦争への派遣ではなく、ロシア軍への傭兵の提供である。断片的な情報しかないが、派兵された兵士たちがロシア軍の「捨て駒」として使われているため、今後も死傷者や捕虜が増えるとみられる。また、北朝鮮としては、ウクライナ戦争への派兵によって、ミクロ面での戦術的経験や教訓を得られても、ロシア軍の指揮下で動く一部として動いている以上、軍にとって重要である戦争下での指揮統制や運営面での経験とノウハウは限られる。結局、北朝鮮のロシア軍への派兵は、軍事技術や金銭の獲得を目的にした残忍な取り引きである。

===>Yahooエキスパートのコメント
高英起:デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト

見解 捕虜となった北朝鮮兵らは今後、韓国に移送されて亡命を促され、自由世界の現実について教育を受けたうえで、ロシアに派兵されたほかの軍人たちに投降を促す心理戦に動員される可能性がある。

=>1位コメント
ウクライナ侵攻が始まった時も、多くのロシア兵が訓練と聞かされていて、これは実戦じゃないかと最初は混乱したそうです。その為に作戦がスムーズにいかず、ウクライナの反撃にあった面もあったのではと。当時のロシアとウクライナは数年前から問題があったとはいえ、まだ友人や親族感では国境を越えた交流があったので特に混乱する兵士もいたと思われます。
一方で北朝鮮兵の場合、国の冷酷さを見れば、生き残って国に帰っても口外されるリスクがあるので、死ぬまで戦わされるか、帰国しても不自由な状況に置かれるであろうことは容易に想像がつきます。

=>2位コメント
激戦地に投入されるのではなく訓練に行く云々は以前も報道されていたが、裏付けられた格好になる。彼ら北朝鮮兵の多くが片道切符として対ウクライナの前線に死ぬために投入されていると言っても過言ではない。
実戦経験が乏しくロシア軍との激戦地での連携も芳しくない旨の報道も多々ある。何のためにロシアにいてそれも死と直面しているのか。心中穏やかでない兵士も少なくないように思えてならない。

=>3位コメント
この兵士達の口から聞ける事は、北朝鮮兵士派遣の真実の一端として世界中に情報が流れて共有される。
末端兵士の情報など些細な事でしか無いにしても、ロシア軍の状況や北朝鮮の現状を推察するのに貴重な情報になるでしょう。

=>4位コメント
騙されて戦争に駆り出され、ウクライナで捕虜になった北朝鮮兵士には、同じ人間としてさすがに同情を禁じ得ない。
北朝鮮政府が国民を大切にせずに、このような形で利用していることを、国際社会としてはどう向き合えばいいのか。
一日も早く、彼らが安全な場所に身を落ち着けて、家族と再会できる日がくることを願っています。この戦争が一日も早く終結して、世界中の人たちが平和に暮らせる世の中になることを願わずにはおれません。

=>5位コメント
この様に自国民を騙して、もう二度と帰れない片道切符を渡すのと引き換えに露から支援を受けようとしているのが見え見えです。しかもトップの保身の為に多数の自国民の犠牲を惜しまない姿勢は実に究極のエゴイストと言っても過言ではありません。
捕虜にされれば残された家族に危害を加える非人道的な政策もこの国では当然の様に罷り通っている。人道的見地からも、いち早くこの侵略戦争をウクライナ優勢なままに阻止しなければなりません。

【ヤフコメへのコメント】
コメ数522、1位コメの「共感した」数は2808。
「共感した」数が多い順に5つピックアップ。

「北朝鮮兵捕虜、訓練行くと考えた ウクライナが聴取内容発表」1/12(日) 6:34配信の共同通信の記事。
(尚、このニュースはこちら:消えていれば削除されていますのでご了承ください。)
posted by ber at 05:10| 【ロシア・ウクライナ侵攻】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ウクライナ、北朝鮮兵2人を捕虜 大統領公表、ロシア西部で』by「共同通信」

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===>Yahooエキスパートのコメント
JSF:軍事/生き物ライター

解説 北朝鮮兵2名を捕虜に取ったのはクルスク方面で行動していたウクライナ特殊作戦軍第84戦術グループとウクライナ空挺強襲軍第95独立空挺強襲旅団の兵士らです。テレグラムやTwitter(X)のゼレンスキー大統領アカウントでは2名の捕虜と所持品の写真が公開されています。捕虜の身柄はウクライナ保安庁が管理しており、捕虜へのメディア取材を許可するように指示したとあります。

===>Yahooエキスパートのコメント
白鳥浩:法政大学大学院教授/現代政治分析

解説 この報道が真実であるとするならば、このロシア・ウクライナ戦争は、単なる局地戦ではなく、アジアの国家も巻き込んだものとなっていることが証明され、ゼレンスキー大統領が警告している「第三次世界大戦」への予兆になる可能性もある。
ヨーロッパに端を発して、そこから同盟国が次々と戦争に巻き込まれていくということは、これまで第一次世界大戦、第二次世界大戦でも起こってきたということは歴史が証明している。
「21世紀のヨーロッパにおける戦争」であるロシア・ウクライナ戦争であるが、これを「単なる局地戦」とだけ、あなどってはならない。これ以上拡大しないように、何らかの外交的な手立てが必要となる。
直近のノーベル平和賞を受賞した団体・市民の存在する国家として、日本の対応も注目される。

=>1位コメント
ロシアとの連携強化の一環として北朝鮮の部隊がロシアに派遣されていることはこれまでの各報道からも明らかだが、彼ら北朝鮮兵の多くが片道切符として対ウクライナの前線に死ぬために投入されていると言っても過言ではないと思う。
どれほど思想的に訓練されているか実際のところは知らないが、心中穏やかでない兵士も少なくないように思えてならない。
金正恩の命令で捨て駒として投入される兵士たちは気の毒ではある。

=>2位コメント
以前見かけた捕虜は見るからに不健康そうで後から死亡してしまいましたが、今回の捕虜は画像で見たかぎりだとその心配はないかと思います。
ただ捕らえられて国にいる家族に身の危険があるかもと、追い詰められて自殺した捕虜もいたそうなので、常に監視が必要になるでしょうね…。
ロシアや北朝鮮は知らぬ存ぜぬで通すでしょうが、何か有益な情報が聞き出せる事を願っています。

=>3位コメント
2001年と2003年生まれの息子を持つ母です。現在息子達は社会人一年生と大学3年生。息子達が眼をキラキラ輝かせて日々を過ごす姿を励みに私も夫も生きています。北朝鮮に生まれただけで罪のない若者がこのようになる事に胸が締め付けられます。息子達と同じように大切に育てられた未来ある人達がこの戦争で無駄死にしていく必要はあるのでしょうか。早く終わって欲しい、終わらせなくてはいけないと思います。

=>4位コメント
ウクライナの捕虜に成ろうもんなら、北に残っている家族が
酷い目に合うと言う話を何かの記事で読んだ
だから捕虜に成るくらいなら「死」を選べと言われてるとも
これは、太平洋戦争の時の日本軍と一緒?
北の兵士にしたら、勝って帰ればまだ良いけど、負けて帰ったら
地獄が待って居るのだろう
で、幹部は安全な場所でぬくぬくして、温かい食事でも食べて居るんだろうな
そして、ブックブク太って顔パンパン
末端の兵士たちは、生きてる楽しみってなんだろう?

=>5位コメント
戦争で死んだり怪我したり捕虜にされたり、怯えたりしてる人が沢山いるんだよな…。
私は今日も普通に超がつくほど呑気な土曜日を過ごしたけれど、これって相当ラッキーなことなんだろう。

【ヤフコメへのコメント】
コメ数876、1位コメの「共感した」数は6209。
「共感した」数が多い順に5つピックアップ。

「ウクライナ、北朝鮮兵2人を捕虜 大統領公表、ロシア西部で」1/11(土) 21:16配信の共同通信の記事。
(尚、このニュースはこちら:消えていれば削除されていますのでご了承ください。)
posted by ber at 05:05| 【ロシア・ウクライナ侵攻】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月10日

『プーチン氏が首脳会談希望、日程調整中=トランプ氏』by「ロイター」

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1月9日、トランプ次期米大統領(写真)は、ロシアのプーチン大統領との会談の準備が進められていると明らかにした。写真は米ワシントンで8日撮影(2025 ロイター/Jeenah Moon)(ロイター)

===>Yahooエキスパートのコメント
佐々木正明:大和大学社会学部教授/ジャーナリスト

解説 もはやトランプ氏のモスクワ訪問は「電撃」ではなく、いずれ行われる確実な予定になった感が否めない。
最初のトランプープーチン会談がモスクワで行われるとは限らない。第三国でかもしれない。
しかし、就任後に停戦交渉に精を出すトランプ氏はいずれモスクワを訪れる。キーウとの順番が逆になれば、それこそが彼の政治メッセ―ジになる。
水面下で行われている米露のかけひきでは、1月20日の就任式にプーチン氏をワシントンに招待する案も話し合われていたことも十分にありうる。
理由はある。
露政府専用機が12月下旬にワシントンの空港に駐機していたことが明るみになった。ウクライナ人の著名ジャーナリストが、12月30日に「歴史的会談」が行われるとXで流し、大きな騒ぎになった。
調性さえ済めば、外国首脳と会う最初の相手がプーチン氏であってもおかしくはない。
ただ、これはウに平和が訪れることを意味しないことを強調したい。

===>Yahooエキスパートのコメント
服部倫卓:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授

見解 双方とも、会談実現に大きな関心を寄せていることは間違いないだろう。
ポイントなるのは、形式、時期、場所であろう。
電話会談、リモート会談であれば早期実現の可能性もあるが、対面であれば難易度は高い。
時期に関しては、電話会談、リモート会談であれば、トランプ氏の就任前ということも考えられ、仮に実現すれば、トランプ次期政権がロシア・ウクライナ問題を高く優先付けている証左となろう。
場所に関しては、対面で会うにしても、プーチン氏が訪米することも、トランプ氏が訪露することも考えにくく、第三国でということになるだろう。

=>1位コメント
確かに戦争自体は終わるかもしれない。

ただ、東部四州とクリミア半島、その五か所地域にロシア軍の恒久的駐屯とその五か所を国として認めるとかやりそうで。

それをやってしまうと、超大国が弱小国に対し何をやっても可というとんでもないことを21世紀に認めてしまう事になるから、今後の世界情勢にとても大きな決め事になってしまう可能性も否めないかと。

=>2位コメント
トランプ大統領とプーチン大統領の会談が始まれば、停戦に持っては行けると個人的には思うが、どういう内容で決着できるのか、トランプ大統領の出方が気になります。バイデン大統領にできなかったことをプーチン大統領にどう話を持っていくのでしょうか。会談、かなり気になってます。

=>3位コメント
ロシアはこの戦争に勝利したとしても、得るものより損失のほうが大きいと以前、何かの記事で読んだ記憶がある。プーチン大統領にも心のどこかに終戦したいという気持ちがあったとしてもおかしくない気がする。
トランプさんもこの戦争を本当に終わらせる気なら、プーチン氏との信頼できる外交関係は必須になってくるだろう。
トランプさんの行動は支持者だけでなく、全世界から注目の的になると思う。今後の展開がどうなるか、国際社会は注視していく必要があると思う。

【ヤフコメへのコメント】
コメ数604、1位コメの「共感した」数は1089。
「共感した」数が多い順に3つピックアップ。

「プーチン氏が首脳会談希望、日程調整中=トランプ氏」1/10(金) 11:51配信のロイターの記事。
(尚、このニュースはこちら:消えていれば削除されていますのでご了承ください。)
posted by ber at 05:30| 【ロシア・ウクライナ侵攻】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月08日

『トランプ氏、ウクライナ停戦に「6カ月」 目標を事実上後退』by「毎日新聞」

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記者会見で発言するトランプ次期米大統領=南部フロリダ州パームビーチの私邸で2025年1月7日、AP(毎日新聞)

===>Yahooエキスパートのコメント
前嶋和弘:上智大学総合グローバル学部教授

補足 ウクライナ側の抵抗、戦争をやめないとみられるロシア、さらには「強制終了」の国際社会への余波を考えると「大統領就任前」や「就任後24時間以内」の停戦実現はさすがに現実的ではなかったので、先送り。それでもに停戦まで「6カ月あれば良い」も現状ではどうか。

===>Yahooエキスパートのコメント
西山隆行:成蹊大学法学部政治学科教授

解説 停戦を直ちに(場合によるとトランプ政権発足前に)実現するとしていた「目標」自体が、そもそも実現可能性のないものでした。大統領就任が近づいてくる中、実現可能性のないものについては徐々に予防線を張っていこうとしているのでしょう。政権発足後は、どのような停戦を実現するかが注目点となります。

=>1位コメント
やはり来月で3年目に差し掛かるこの侵攻を僅か24時間で終わらす事は不可能でしょうね。
それは仕方が無いとしてこの次期大統領が出来れば今年中にウクライナが一方的に不利な条件に立たされる中途半端な停戦ではなく、ロシアと言う侵略国家が2度とウクライナのみならず世界に牙を剥く事がない状態に立たされるような完全な終戦を期待しております。

=>2位コメント
常識的に考えたら24時間以内が不可能ということくらいわかることですが
恐ろしいのは24時間以内を本気にしていた人もちょくちょくいたということ
「トランプ支持すれば24時間以内に戦争終わるのになんでトランプ支持しないの?」
こんな事を本気で言う人が本当にいましたから
政治家が言う公約をそっくりそのまま真に受けるのではなく
公約の現実的な実現可能性を有権者はもう少し深く考えるべきだと最近の日本の選挙でもすごく思いました

=>3位コメント
ロシア軍がウクライナから即時撤退、東部占領地域をウクライナへ返還をすれば、6か月もかからずに停戦になるんですけどね。
明らかなのはロシアが一方的に軍事侵攻したんだから、悪いのはロシアであり、要求項目なんて一切呑む必要はなく、戦後賠償を全額ロシアが負担するのが当たり前だと思います。
どう転んでもロシアにとって有利な条件での停戦はあり得ないので、軍事侵攻なんて愚行は損失だけしか生み出さない事を理解させないと、調子にのって何度も何度も繰り返します。

【ヤフコメへのコメント】
コメ数1187、1位コメの「共感した」数は4583。
「共感した」数が多い順に3つピックアップ。

「トランプ氏、ウクライナ停戦に「6カ月」 目標を事実上後退」1/8(水) 10:38配信の毎日新聞の記事。
(尚、このニュースはこちら:消えていれば削除されていますのでご了承ください。)
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