【"ウクライナがロシアに“最大規模”ドローン攻撃 国境から1000キロ以上の内陸にも"(All Nippon NewsNetwork(ANN))】
===>Yahooエキスパートのコメント
佐々木正明:大和大学社会学部教授/ジャーナリスト
解説 ウクライナ側が今回、標的にした攻撃地点を見ると、ロシア軍の空爆を防ぐ狙いがあったことがうかがえる。
その1つ、サラトフ州のエンゲルスには、ウクライナ領土へのミサイル攻撃のための戦略航空機を発進させている飛行場がある。
この戦略航空機に燃料を補給している石油貯蔵庫が損害を受けたようだ。
ウクライナ軍は今月8日にも、この地への攻撃を行っている。
年末年始にかけて、ウクライナ各地ではロシア軍による都市空爆を受け、被害が相次いでいた。
一方で、ドローン攻撃には武器製造の基盤となっている化学工場や石油施設も行われ、ロシア各地に及んでいるのも特徴だ。
さらに、ウ軍によるドローン攻撃は15日未明にも続き、2夜連続で行われているようだ。
タンボフ州の村では、蒸留所が標的になった。これまでも蒸留施設が攻撃にあっており、これはミサイルを作る際に用いる工業用アルコールを断つ狙いがあると思われている。
===>Yahooエキスパートのコメント
服部倫卓:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授
解説 ロシア・ウクライナ戦争は、地上では「数」にものをいわせてロシア側が押し、ウクライナ側は飛び道具と奇襲で対抗するという構図がはっきりしてきている。
ウクライナ側のドローン攻撃は、限定的な規模では戦局を転換することは難しいが、今回のような大規模攻撃で、ロシア内陸部も含めた燃料供給体制に打撃を与えられれば、ロシアの侵攻を一定程度鈍らせる効果はあるだろう。
昨年暮れにベロウソフ・ロシア国防相が演説した際には、防空システムの能力を向上させ、重要施設と、特に重要な居住地を守ることを、重要課題の一つとして挙げ、「この分野にはまだ多くの未解決の問題もある」と認めていた。
=>1位コメント
ドローンによる攻撃とは相手国の拠点を潰す目的というよりかは、心理的負荷をかけるという目的での効果は大きいでしょう
弾頭の小さな小型中型自爆ドローンでは防衛拠点やインフラに対しては損傷を与える程度で、完全なる無力化は出来ません。目標を無力化する目的では弾頭は最低限500ポンド爆弾以上の威力は必要でしょうし、その主力は今尚巡航ミサイルや誘導爆弾が担っています
しかしながら防衛する側としては最高レベルの警戒を維持せねばならず、ドローンによる飽和攻撃が実施されたなら多量の防空兵器を消費せねばなりません
ドローンによる相手国への飽和攻撃を各地で同時多発的に行う事により多数の目標拠点を損傷出来れば充分で、相手国の市民に対する恐怖心や厭戦気分を拡げる、といった心理戦的効果に力点を置いていると思います
=>2位コメント
ロシアの黒海艦隊は水上ドローンやミサイルによって、3割以上の主力艦艇が失われる大きな打撃をうけ、拠点の変更を余儀なくされている。
また弾薬庫や石油関連施設でも大規模なドローン攻撃に成功し、ロシアのコストは小さいものではないだろう。
ロシアにとって石油収入は戦費に欠かせない必要なもの。更なるドローン攻撃の戦果を期待します。
欧米は、クルスクとハルキウに限定している供与武器の使用制限を解除すべきである。
=>3位コメント
NHKの世界のトップニュースで宇国戦争が始まった、ブチャの現在の状況が中継されていた。結構、街なみは復興していた。トランプ大統領の仲介は不調に終わると思う。 ウクライナはEUから支援を受けて、ロシアが侵攻破綻するまで、ロシア国内の石油貯蔵施設や兵站施設をドローンで攻撃し続けるだろう。東部のポクロウシクの死守するためのウクライナの健闘を祈る。
=>4位コメント
大きな声では言えないが、米国はベトナムに勝てなかった。約10年間戦うが結果は勝てなかった。ウクライナはロシアを相手に大健闘していると思う。プーチンはウクライナ全土を占領したいだろうが、できないと予想する。つい先日欧州へ供給するガスを止めた。更に石油基地を攻撃しているからいずれロシアは戦費が枯渇する可能性が出てきた。ボクシングに例えるとウクライナはTKOを狙っていると思う。
=>5位コメント
この戦争をみてると、高価なミサイルよりも安いドローンを多数飛ばした方が被害自体は小さくても敵国国民に与える心理的ダメージが高く効果的なのかもね。
数発のミサイルなら迎撃ミサイルで撃ち落とせても、何百ものドローンが飛んできたらすべてを撃ち落とすことは無理だろう。
【ヤフコメへのコメント】
コメ数471、1位コメの「共感した」数は1874。
「共感した」数が多い順に5つピックアップ。
「ウクライナがロシアに“最大規模”ドローン攻撃 国境から1000キロ以上の内陸にも」1/14(火) 22:41配信のテレビ朝日系(ANN)の記事。
(尚、このニュースはこちら:消えていれば削除されていますのでご了承ください。)